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琵琶湖を海と勘違いした鱒たち

琵琶湖を海と勘違いした鱒たち

2024/05/25

琵琶湖を海と勘違いした鱒たち

先日お得意様から、琵琶湖に生息する鱒についてご質問をいただき、ちょっと整理してみました。

私が琵琶湖で出会った鱒たちには、ヤマメの降湖型サクラマス、アマゴの降湖型サツキマス、ビワマス、ニジマスの降湖型スティールヘッド? がおります。
ニジマスについては私の願望です、たぶん管理釣り場から逃げ出した個体が琵琶湖の豊富な恵み(餌)のため、太っただけかと💦💦
琵琶湖の栄養分は伊勢湾のそれより上回るそうです。
サクラマス3亜種のサクラマス、サツキマス、ビワマスを見ると、みな銀化(スモルト)しており、河川に留まっていたころの面影はございません。琵琶湖を海と勘違いし、見事な個体へと変貌しております。では、降湖型と降海型の鱒たちはどこが違うのでしょうか。魚から判別することは難しく、どうも違いはほとんどないようです。
もともとビワマス以外の鱒は琵琶湖にはおらず、サクラマスやサツキマスは流入河川への放流魚が、琵琶湖に降ったものだと考えられます。
この3亜種、亜種が同じ水域で生活した場合、当然交雑魚の発生が心配されますが、DNA検査から、ビワマスは純血種のみで交雑した形跡は確認されてません。サツキマスからは、ビワマスとの交雑が確認されハイブリッド化している個体が確認されております。外見はサツキマス、身質はビワマスの個体が良く見受けられるのはこのためかと
ビワマスとサツキマスが交雑した場合、サツキマスが優勢のようで外見はサツキマスとなるようですね。
なにはともあれ、降湖型の鱒たちは、主に産卵のため接岸時に捕獲される降海型の鱒たちに比べ、その成長過程(降海型の場合外洋で回遊中)に捕獲し食用とできる貴重な鱒たちかと、全てが鮭でいえば鮭児状態
大変美味です
栄養分豊富な琵琶湖で育った鱒たちならなおさら、ぜひ一度ご賞味下さい。

一漁師の考察を含みます
間違っていたらすみません
 
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琵琶湖の自然を感じるビワマス

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